来間島
宮古島南西部に位置する島。1995年に完成した来間大橋で宮古島と結ばれ、宮古島からの観光ルートになっています。対岸には宮古島屈指のビーチ「前浜ビーチ」があり、美しいサンゴ礁の海と真っ白な砂浜の景観を一望することができます。
集落と島の風景
集落は島の東側にひとつあり、庭先に南国の花々やパパイヤ、島バナナなどの果実がたわわに実る風景が見られる平屋建ての昔ながらの家が多く残っています。小さな集落を一歩出るとあたりは見渡す限りの広大な畑が続き、開放的な気分を味わえる一方、島内にはおしゃれなカフェやアクセサリーショップなどもあり、観光客で賑わっています。また近年は大型リゾート施設の開発が進んでいます。
島内交通
島一周は約5km。車で約8分、自転車で約30分。
レンタカーショップやタクシーはないため、宮古島からレンタカーや自転車、観光バス、観光タクシーを利用する人がほとんどです。
観光案内
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来間大橋
- 1995年3月に開通した宮古本島と来間島を結ぶ1690mの橋。橋の上からは太陽の光の加減で様々な色に変化する美しい海やリーフをみることができ、展望台からは来間大橋や周辺の海、宮古島本島を一望することができます。
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竜宮城展望台
- 来間島の高台にある竜宮城をかたどった3階建ての展望台。目の前に広がる風景は格別で対岸の前浜ビーチ、来間大橋、伊良部島が一望できます。展望台の中に入るとまず目に飛び込んでくるのが、美しいブルーのグラデーションを見せる海と正面にある前浜ビーチの真っ白い砂浜。2階、3階と階段を上がるごとに視界が開けて、伊良部島も見えてきます。また、海側から島が見渡せる方へまわると、さとうきび畑が広がる小さな来間島と集落が一望できます。
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松の木展望台
- 集落手前にあり、眼下に来間漁港や来間大橋を望める。マイナーな展望台なので観光客はほとんどおらず、地元の人がたまにゆんたくをしています。景色を見ながらのんびり過ごしたい人にぴったりの場所です。
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長崎浜
- 来間島の南端にある小さな浜。道がわかりやすいので行きやすいビーチだが、人の姿はほとんどなく、プライベート気分が味わえます。
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長間浜
- 来間島の北西、真っ白できめの細かい砂浜が南北に続き、ひときわ青く澄んだ海が眼前に広がる美しいビーチ。素足で歩くとパウダーのような砂の感触が心地よい。かなり広いので北側と南側にふたつビーチへの入口があります。
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タコ公園
- 来間島南東の崖上にあるタコのモニュメントの展望台。雄大な海と切り立った断崖のダイナミックな風景を見ることができる。展望台までは遊歩道が通っていて、所要時間は徒歩約10分ほど。周囲にはトイレ、売店などの施設はない。遊歩道を抜けるといっきに視界がひらけ、小高い丘の上にタコの姿が見える。坂道を登りながら後ろを振り返ると切り立った断崖絶壁のダイナミックな風景が目に入る。丘に登る手前の空き地をそのまままっすぐ行くと小さな浜があります。